オーガニックってなに?(食品編)

「冷えは万病のもと」といいますが、私がこの季節に心がけているのは、とにかく体を温めること。
食べものでいえば根菜類や味噌などは体を温める効果があるので料理にも積極的に取り入れています。

ここ数年、飲みもので愛飲しているのがWELEDAというオーガニックスキンケアのブランドが扱っているエリキシール(濃縮タイプの健康飲料)。起きぬけ1杯はスーッと体にしみ込むようですよ。
このエリキシールはオーガニック栽培された果実などの植物からエキスを抽出して作られるもの。原料として用いた植物の種類によって効果も違うことから、その時々の体調に合わせてお湯で割って飲んでいます。
栄養価も高いし体質改善のために一年を通して常備しています。
冬は「フォーベリー(カシス)」のタイプを選んでいるのですが、この植物は末梢の血流を改善するため肩こりや冷え性への好影響だけでなく、顔の血流も向上させることから目の下の「クマ」解消対策にも一役かってくれるとか。
期待しながら飲むとますます美味しく感じるものです。

ここで「食」のオーガニックとはどんなものか、改めてご紹介させていただきますね。
日本ではオーガニック、有機として売られているものには有機JASマークという認証マークが貼られています。
このマークは農水省の日本農林規格にある栽培・生産方法や管理などあらゆる規定や基準を満たさないと使用することができません。たとえば・・・

<農産物>

  • 禁止された農薬や化学肥料を2年以上使用していない田畑で栽培する。
  • 栽培期間中も禁止された農薬、化学肥料を使用しない。
  • 遺伝子組み換え技術を使用しない。

<加工食品>

  • 化学的に合成された食品添加物や薬剤の使用は極力避ける。
  • 原材料は水と食塩を除いて95%以上が有機食品であること。
  • 遺伝子組み換え技術を使用しない。


<畜産物>
  • 飼料は主に有機の飼料を与える。
  • 野外への放牧などストレスを与えずに飼育する。
  • 抗生物質等を病気の予防目的で使用しない。
  • 遺伝子組み換え技術を使用しない。

などがその内容です。
私たちの手元に届くまでにオーガニック・有機のものがこのような規定をクリアしていること、ご存知でした?
食品偽造問題などで食の安全性について多くの方が疑問と不安をお持ちだと思いますが、オーガニックのように法律で栽培や生産などが管理されているものは安心して選んでいただけるひとつの目安となるのではないでしょうか?

オーガニックコンシェルジュ 岡村貴子先生 プロフィール

日本第1号のオーガニックコンシェルジュとして国内外の幅広い情報を発信、オーガニックやエコを通じて新しい価値を暮らしやビジネスに導く{案内人}として執筆、講演、商品開発などに携わる傍ら、 ソニーミュージックアーティスツに所属しラジオや雑誌などメディアを通じてオーガニックを拡げている。 著書「オーガニック入門」

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